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給湯器のお湯がぬるいときの原因|設定・水栓・フィルターの順に確認する

  • まずリモコンの「優先」表示と温度上限設定を確認。故障でないケースが多い
  • 浴室のサーモ水栓は、給湯器側をハンドル温度より5〜10℃高く設定するのが公式推奨
  • 設定を直しても改善しないなら、水抜き栓フィルター詰まりか機器の能力低下

1. リモコンの設定を確認する

「優先」はどこにあるか。 浴室と台所など複数のリモコンがある場合、温度調節ができるのは「優先」が点灯している1台だけです。浴室リモコンは「優先」スイッチ、台所側は運転スイッチをいったん切→入で優先を取得できます(ノーリツ公式FAQ)。家族が浴室で低めの温度に設定したまま、というのはよくあるパターンです。

温度の上限設定(ホットロック)。 一定温度以上に上げられない設定が有効になっていると、操作しても温度は変わりません(ノーリツ・リンナイとも公式FAQあり)。解除方法は機種の取扱説明書で確認してください。解除しても直らない場合はリモコン基板系の不具合の可能性があります(ノーリツ)。

エコ機能。 ノーリツは「以前より湯温が低い・湯量が少ない」場合、まずエコスイッチがONになっていないかの確認を案内しています(公式FAQ)。

2. 浴室だけぬるい:サーモ水栓の温度差ルール

浴室のサーモスタット混合水栓でぬるい場合、リンナイは「リモコンの設定温度をご希望の温度(ハンドルの温度)より5〜10℃高めにしてください」と案内しています(リンナイ公式FAQ)。ノーリツも約10℃差の設定を推奨しています。給湯器40℃設定でハンドルも40℃だと、混合の仕組み上ぬるくなるのがこのタイプの仕様です。

1か所だけぬるい・出ない場合は水栓側の問題の可能性が高く、切り分けはお湯が出ない原因の記事も参考にしてください。

3. 湯量・温度が不安定:出湯量とフィルター

ノーリツは「水栓(蛇口)をいっぱいに開けて下さい。出湯量を増やすと設定温度に近づけることができます」と案内しています(公式FAQ)。少量のちょろちょろ出しは温度が安定しない使い方です。複数の蛇口で同時にお湯を使うと給湯能力を超えて出が悪くなる点も東京ガスが解説しています(東京ガス)。

もう一つの定番が水抜き栓フィルターの詰まりです。給湯器下部の給水口フィルターにごみが詰まると水圧の影響を受けやすくなり、湯量・温度が不安定になります(東京ガス・ノーリツ)。掃除方法は機種の取扱説明書に従ってください。

なお、夏場に「設定より熱い」と感じるのは入水温度が高いためで故障ではありません(リンナイは入水温度の目安を夏約25℃・冬約5℃と公表。公式FAQ)。

4. それでも直らない:修理の目安

設定・水栓・フィルターを確認しても改善しない場合は、機器の能力低下や部品の不具合です。東京ガスの修理基本料は6,600円(税込・出張料/診断料/簡易作業料含む)で、「軽微な修理であれば1万円以内で収まることも多い」とされています(東京ガス、取得日 2026-07-30)。

使用年数が10年を超えていて「ぬるい」が慢性化している場合は、能力低下=寿命のサインの可能性があります。修理と交換の判断基準はこちらの記事にまとめています。

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