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お湯が出ない原因の切り分け方|水→ガス→エラーコードの順に確認する

  • 「水も出ない」なら水道側、「水は出る」なら給湯器・ガス側の問題
  • ガスコンロが点かないならガスメーターの遮断を疑う(復帰操作で直ることが多い)
  • リモコンのエラーコードが出ていたら、そのコードが原因を教えてくれる

結論:3つの質問で原因のありかが分かる

お湯が出ないとき、原因は大きく「水道側」「ガス供給側」「給湯器本体」「蛇口(水栓)側」の4つに分かれます。次の順で確認すると、どこに原因があるかを数分で絞り込めます。

確認すること結果疑う原因
1. 蛇口から水は出るか水も出ない水道の元栓・止水栓、断水、冬は配管凍結
2. ガスコンロなど他のガス機器は使えるか使えないガス供給停止(ガスメーターの遮断など)
3. リモコンにエラーコードが出ているか出ているコードに対応する給湯器の不具合
4. 他の蛇口ではお湯が出るか1か所だけ出ない混合水栓(蛇口側)の故障・詰まり

東京ガスも、水すら出ない場合は水道の元栓や止水栓が閉まっている可能性があるとし、お湯だけ出ない場合はまずガスコンロが使えるかの確認を案内しています(東京ガス「給湯器からお湯が出ないときは」)。

1. 水も出ない場合:水道側・凍結を疑う

蛇口をひねって水すら出ないなら、給湯器より手前の問題です。水道の元栓・止水栓が閉まっていないか、断水情報が出ていないかを確認してください。

冬場に朝だけお湯側が出ない場合は配管凍結が定番の原因です。リンナイは、凍結時はリモコンを「切」にして気温上昇による自然解凍を待つことを勧めています(リンナイ公式FAQ)。急ぐ場合は給水バルブ部にタオルを巻いて30〜40℃程度のぬるま湯をかけ、かけた後は水分を拭き取ります(残った水分が再凍結の原因になるため)。熱湯を直接かけると配管破損の原因になるので避けてください(東京ガス「給湯器が凍結してお湯が出ないときの対処法」)。

2. ガスコンロが点かない場合:ガスメーターを確認する

他のガス機器も使えないなら、家全体のガス供給が止まっています。ノーリツも「まずは給湯器以外のガス機器が点火するか、ガスの供給状況の確認を」と案内する、切り分けの基本手順です(ノーリツ公式FAQ)。

ガスメーター(マイコンメーター)には安全装置があり、地震や長時間の連続使用などで自動的にガスを遮断します。復帰操作の手順は次のとおりです(日本ガス協会「ガスが止まったら」)。

  1. すべてのガス機器を止める
  2. 復帰ボタンのキャップを外す
  3. 復帰ボタンを奥までしっかり押し、表示ランプが点灯したらゆっくり手を離す
  4. 約3分間、ガスを使わずに待つ(この間にメーターが安全確認をする)

ガス臭いときは復帰操作をせず、ガス事業者に連絡してください(同上)。

3. エラーコードが出ている場合:コードが原因を教えてくれる

リモコンに表示される数字はエラーコードといい、給湯器の不具合を知らせるサインです(東京ガス)。たとえば「111」は点火不良を意味します。コード別の意味と対処は給湯器のエラー111の記事のように、コードごとに確認してください。

4. 1か所の蛇口だけ出ない場合:水栓側の問題

他の場所ではお湯が出るのに1か所だけ出ないなら、給湯器ではなく混合水栓の故障やフィルターの詰まりが考えられます(東京ガス)。混合水栓内部のバルブカートリッジが故障すると温度をコントロールできなくなります。ノーリツはサーモスタット混合栓の場合、水栓側の希望温度とリモコン設定温度を約10℃差にする調整も案内しています(ノーリツ公式FAQ「1か所からだけお湯がでない」)。改善しなければ水栓側の修理(水道業者の領域)です。

なお、蛇口をひねってすぐお湯にならないのは、配管に残った水が先に出るためで故障ではありません(リンナイ公式FAQ)。

エコキュートの場合:湯切れと凍結が2大原因

エコキュートでお湯が出ない・足りないときは、まず貯湯タンクの残量を確認します。「湯控えめ」「おまかせ省エネ」などの省エネ設定は沸き上げ温度を低く抑えるため湯切れしやすく、来客などでいつもと使用量が違う日は足りなくなることがあります。「タンク湯増し」「沸増し」で貯湯量を確保してください(コロナ公式FAQ)。

冬に配管凍結でお湯が出ない場合は、ガス給湯器と同じく自然解凍を待ちます。半日待っても改善しない場合や急ぐ場合は、給水専用止水栓を閉じてから工事店・販売店に相談してください(コロナ公式FAQ)。

ここまでで直らなければ:機器の不具合

水もガスも来ているのにお湯が出ない場合は、給湯器本体の不具合の可能性が高くなります。使用年数が10年を超えている機器は、修理しても別の部品が続けて故障するリスクがあるため、修理と交換を比較してから依頼先を決めるのが合理的です。判断基準は「給湯器は修理と交換どっちが得か」で詳しく解説しています。

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