シロアリ駆除の費用相場|1㎡あたり1,320〜3,190円。面積の数え方と保証で比べる
- 公表単価の実例:1,320円/㎡(一律型)〜1,924〜3,190円/㎡(東京都の相場レンジ)
- 見積もり面積は通常「1階の床面積」基準。イエシロアリは2階も加わる場合がある
- 補助金はないが、駆除費用は確定申告の雑損控除の対象(協会公式)
結論:公表されている料金データ
業者が公式サイトで公表している料金(値段)です(税込・取得日 2026-07-30)。
| 業者・内容 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| シロアリ110番 | 1,320円/㎡ | 66㎡以下は一律88,000円。見積もり後の追加料金なしを明記 |
| アサンテ掲載の東京都相場 | 1,924〜3,190円/㎡ | 20坪で12万〜21万円程度と記載 |
| アサンテ エコ割安心プラン(予防) | 1,467円/㎡ | 築15年以下限定・5年保証・期間中2回点検 |
| サニックス | 単価非公開(要見積もり) | 5年間・上限1000万円の保証、年1回無料点検 |
一般的な一戸建て・一軒家(1階床面積20坪≒66㎡)なら、ざっくり9万〜21万円が公表データから導けるレンジです。単価が安い業者と相場レンジの業者では2倍近い差がありますが、薬剤・施工範囲・保証・点検の中身が違うため、単価だけでの比較は危険です。
同じ単価(1,320〜3,190円/㎡)を床面積に掛けると、坪数別のざっくりレンジは次のようになります(1坪≒3.3㎡で概算)。
| 1階床面積の目安 | ざっくりの総額レンジ |
|---|---|
| 20坪(≒66㎡) | 9万〜21万円 |
| 30坪(≒99㎡) | 13万〜32万円 |
| 40坪(≒132㎡) | 17万〜42万円 |
いずれも単価×面積の概算であり、実際の見積もり面積は業者の実測基準(次項)で決まります。
見積もりの落とし穴:面積の数え方
「うちは何㎡で計算されるのか」は日本しろあり対策協会が公式に回答しています。「ヤマトシロアリでは通常は1階の床面積を基準としていますが、業者によって多少表現の違いはあります。イエシロアリの場合は2階の床面積も加わる場合があります」(協会Q&A)。
相見積もりを取るときは、単価×面積の「面積」が同じ基準かをそろえて比較してください。ここが違うと単価の比較が無意味になります。
比較すべきは単価より「保証と点検」
シロアリ防除薬剤の効果は約5年が目処です(協会Q&A)。だからこそ、施工後の保証が業者選びの本丸になります。
- 保証年数と上限額: 5年保証が標準線。サニックスは上限1000万円(要件あり)、アサンテのエコ割は5年保証+期間中2回の定期点検を明示
- 保証の中身: 「再発時の再施工」だけか、「建物の損害の補償」まで含むか
- 点検の頻度: 保証期間中の無料点検の有無
また、施工者の資格として協会の「しろあり防除施工士」、業者の所属として協会の登録施工業者名簿が確認材料になります。協会会員を装う業者への注意喚起が出ているほどなので、名簿は自分の目で確認してください(協会)。
補助金はないが、税金は戻る可能性がある
シロアリ駆除に補助金はありませんが、協会は「シロアリ駆除にかかった費用は確定申告で雑損控除できますので所得税の還付を受けることが出来ます」と案内しています(協会Q&A)。駆除(被害への対処)が対象で、領収書の保管が前提です。詳細は税務署・税理士に確認してください。
駆除か予防か迷ったら
羽アリや蟻道など被害のサインが出ているなら駆除+再発予防、サインがなく築5年超なら予防施工が基本線です。サインの見つけ方は羽アリの見分け方、予防の考え方と工法はシロアリ予防の記事にまとめています。