シンク下の水漏れの原因と応急処置|排水トラップ・ホースの見分け方
- 原因は上から順に「排水口パッキン→排水トラップ→排水ホース→配管まわり」を疑う
- ホースの緩みはナット締め直し、亀裂は補修テープで応急処置できる(LIXIL公式)
- 応急処置で止まっても再発する。放置すると床材・家財が腐る
どこから漏れているかを特定する
シンク下の水を拭き取ってから、シンクに水を流して観察すると漏れ元を特定できます。上流から順に:
- シンクと排水トラップの接続部: 排水口パッキンの劣化。LIXILはシンク下への水漏れの原因を「排水トラップの破損や、排水トラップとシンクの間にある排水口パッキンの劣化」と説明しています(LIXIL公式Q&A)
- 排水トラップと排水ホースの連結部: 締付ナットの緩み
- 排水ホース自体: 亀裂・ひび割れ・床下配管からの外れ
- 配管まわり・給水給湯管: キャビネット奥の接続部。TOTOは「配管まわりの水漏れ・キャビネットの底板が濡れている」を修理依頼が必要な症状に位置づけています(TOTO)
蛇口本体からの水漏れがシンク下に垂れているだけのこともあります。その場合は蛇口のポタポタ水漏れの記事を参照してください。
自分でできる応急処置(LIXIL公式)
排水ホースまわりはLIXILが公式に応急処置を案内しています(LIXIL公式Q&A)。
- 連結部の緩み → 排水ホースと排水トラップの締付ナットを締め直す
- 亀裂・ひび割れ → 水気を拭き取り、補修テープを引っ張りながら上下2〜3cmの範囲に二重に巻く
ただしLIXILは「応急処置により水漏れが一時的に止まった場合でも、そのまま放置すると再発」すると明記しています。応急処置は「業者が来るまでの時間稼ぎ」と考えてください。
一方、**排水トラップ・排水口パッキン自体の交換は「取り付けに専門の知識を必要とするため、お客さまご自身での交換はできません」**というのがLIXILの公式見解です。ここはDIYの線引きポイントです。
放置するとどうなるか
LIXILは排水ホースの水漏れを放置すると「家財などを汚したり腐らせるおそれ」があると明記しています。シンク下は気づきにくく、収納物の下で床板がふやけてから発覚するパターンが典型です。集合住宅では階下への漏水につながるおそれもあるため、共同住宅の場合は建物の管理会社・管理者への連絡も忘れずに(東京都水道局)。
修理費用の目安
LIXILの公式目安では、シンク下キャビネットへの水漏れ(パッキン・ごみ収納器の交換)は15,000〜75,000円(出張料・技術料・部品代込み、税込。LIXIL修理費用の目安、取得日 2026-07-30)。金額の幅は交換部品の範囲によります。
メーカー修理のほか、水道業者に頼む選択肢もあります。その場合は「390円〜」のような格安広告からの高額請求トラブルが国民生活センターに多数報告されているため(詳しくはトイレつまり記事)、作業前の書面見積もりと追加料金の条件確認を徹底してください。