給湯器のエラー71・710とは?電装系の異常と修理費用の目安
- 71/710は給湯器の「頭脳」にあたる電装系(基板など)の異常サイン
- できるのは運転スイッチを切って再操作するまで。直らなければ修理一択
- 基板交換は3〜5万円台になりやすい(ノーリツの2桁「71」は公式参考料金30,000〜48,500円程度)。10年超なら交換見積もりと比較を
結論:71・710は電装系の異常
エラー71(機種により710と表示)は、給湯器の制御を担う電装系の異常を示すコードです。ノーリツは2桁の「71」と3桁の「710」で公式FAQのページが分かれており、想定される故障部品と参考料金も別々に公表されています。
| メーカー | 意味 | 出典 |
|---|---|---|
| リンナイ(71/710) | 電装ユニット異常 | リンナイ公式FAQ |
| ノーリツ(71・2桁表示) | 給湯器本体内部の電装基盤などの部品不具合。要因は訪問のうえ機器の診断が必要(故障部品はガス給湯器がガス電磁弁・電装基板、石油給湯機がハイリミット・電装基板) | ノーリツ公式FAQ【71】・故障部品【71】 |
| ノーリツ(710・3桁表示) | 内部部品の不具合(故障部品は電装基板・ガス電磁弁) | ノーリツ公式FAQ【710】・故障部品【710】 |
ガス供給や配管の問題ではなく機器内部の電子部品の話なので、エラー111のような「ガス栓・メーターの確認で直るケース」は基本的にありません。
自分でできるのは再操作まで
リンナイは「運転スイッチをいったん切り、再操作」を案内しています(公式FAQ)。落雷や瞬間的な停電のあとに一時的に出た場合は、これで復帰することがあります。再操作しても表示が続くなら修理の申し込みが必要です。
ノーリツの公式FAQには71・710ともリセット手順の記載自体がなく、修理受付への案内のみです。電装基板の交換は分解を伴う資格作業なので、カバーを開けての確認は行わないでください。
修理費用の目安
| メーカー | 修理料金の目安(税込) | 出典(取得日) |
|---|---|---|
| リンナイ(電装ユニット等) | 31,600円〜56,900円 | リンナイ公式FAQ(2026-07-30取得、2026-09-29に同値を再確認) |
| ノーリツ 71(2桁表示) | ガス給湯器30,000円〜48,500円程度・石油給湯機30,000円〜42,500円程度(出張費上限3,300円+診断料含む) | ノーリツ公式「エラーごとの故障部品【71】」(2026-09-29取得) |
| ノーリツ 710(3桁表示・電装基板・ガス電磁弁) | 5,000円〜55,000円程度(出張費上限3,300円+診断料含む) | ノーリツ公式「エラーごとの故障部品【710】」(2026-07-30取得) |
ノーリツは71・710とも「修理しない場合でも出張料・故障診断料はかかる」「故障箇所が複数の場合は参考料金を超える場合がある」「10年を超えた製品は部品供給が終了している場合がある」と注記しています。同じ電装基板の不具合でも、2桁「71」の参考料金は下限が30,000円と、3桁「710」の5,000円〜より高めに設定されている点は、見積もりを受け取ったときの目安になります。
10年超なら修理と交換を並べて判断
ノーリツはエラー71のFAQで「製品を10年以上ご使用の場合は、取り替えをおすすめいたします」と明記しています。基板交換で3〜5万円かけても、10年前後の機器はほかの部品(ファンモーター・熱交換器など)の寿命も近づいています。部品保有期間の考え方と判断フローは修理と交換どっちが得かで解説しています。お急ぎの場合は、メーカー修理の予約と並行して交換業者の見積もり(無料のところが多い)を取っておくと、どちらに転んでも待ち時間を無駄にしません。